導入済みICT建機
(1) マシンコントロールGNSSショベルシステム
(2) HiperVRGGBTM 固定局/移動局
(1)を油圧ショベルに取り付け、(2)とセットで使用することで、通常の油圧ショベルをICT建機化することが可能となります。
ICT建機化することで、GPSなどのGNSS(全地球航法衛星システム)の位置情報を使って建機の位置や向きを把握し、バケット刃先の位置を高い精度で特定。3次元設計データと照合しながら作業を進めることができるため、作業のスピード・精度ともに大きく向上するだけではなく、丁張り(施工前に現場の正確な位置を図り、杭等を打つ作業)や検測が不要となるため大幅な効率化が可能となります。
GNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)とは、GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムの総称
ICT建機導入のメリット
1.生産性の向上 |
ICT建機では、3次元設計データをもとに切土、盛土の確認ができるため、丁張り、ワイヤ設置作業、敷き均し(しきならし)回数、検測回数が減り、大幅な工期短縮を図ることができます。
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2.施工精度の向上 | 3次元設計データをもとに建設機械の作業機を高精度に制御することによって、仕上げ面精度が向上。よって生産性とともに施工精度の向上にもつながります。 |
3.安全性の向上 |
建設機械周辺での測量や作業指示、作業補助が削減され、安全に作業を行うことが出来ます。
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4.対人接触機会の減少 | ICT建機導入により、これまで4~5人体制だった下請工事を、1~2人での対応が可能となります。 |
TOPCON社の「i-Construction総合カタログ」については、
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